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ホーム > 皆さんの健康と医療 > 平成10年6月号「少子化と人口減少社会を考える2」(厚生省)から (全4ページ)

皆さんの健康と医療

平成10年6月号「少子化と人口減少社会を考える2」(厚生省)から
(全4ページ)

皆さんにご参考になるものを選びました 2 (1ページ目)

夫婦は理想としては平均で2.6人の子どもが欲しい、と考えているのに対し、1組の夫婦が実際に出生している子どもの数は2.2人になっています。

【要点】報告書のポイント
理想の子ども数を持たない要因

晩婚化の要因として指摘されている「育児に対する負担感、仕事との両立に対する負担感」のほか、以下のような点が挙げられる。

(1)子育てに関する直接的費用と機会費用の増加
教育を始めとして子どもに手をかけ、お金をかけること自体が意味を持つようになっていることにより、一層子育ての直接的費用が増加していること。
また、結婚や子育てを選択することによって継続就業を断念した結果失うこととなる利益(結婚や子育てにかかる機会費用)も上昇していること。
(2)子どものより良い生活への願望
教育にお金をかけたり、不動産を相続させるためには、子ども数が少ない方がよいと考えること。
平均出生児数と理想子ども数の推移
平均出生児数と理想子ども数の推移グラフ
妻が理想の子ども数を持とうとしない理由
妻が理想の子ども数を持とうとしない理由 皆さんの健康を祈ります。 次のページへ 前のページへ